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日別アーカイブ: 2025年11月17日

西浜ファームの農園日誌~“おいしい届け方”~

皆さんこんにちは

西浜ファームの更新担当の中西です。

 

 

さて今回は

“おいしい届け方”✨

 

前回は、さつまいもが畑で育つまでのお話をしましたが、
今回は 「収穫したさつまいもをどうやってお客様に届けているのか」
そして、これからのさつまいも農家の挑戦についてお話してみたいと思います🌈


1. 同じ畑から採れたさつまいもでも、すべて使い道が違うって知っていましたか?🧐

収穫が終わると、コンテナいっぱいのさつまいもが並びます。
でも、それをそのまま全部同じように出荷するわけではありません。

実は、同じ畑のさつまいもも、

  • 大きさ

  • 傷の有無

によって、行き先が変わっていきます🚚

◆ 規格選別は、“さつまいもの適材適所”を決める作業

たとえば👇

  • 形がきれいで長さがちょうどいいもの → スーパー向け

  • ちょっと太め・大きめ → 焼きいも・加工用

  • 細め・曲がり・表面にキズあり → ペースト・スイーツ・お惣菜用

など、それぞれに合った使い方があります。

農家としては、
**「見た目はちょっと不器用だけど、中身はちゃんとおいしい芋」**も
なんとか活かしてあげたい気持ちがあります😊

だからこそ、

  • 地元のお菓子屋さん

  • パン屋さん

  • カフェ
    などとのつながりを作り、「規格外のさつまいも」の活躍の場も広げています🍰🥖


2. 焼きいもは“火にかけるだけ”じゃない、温度と時間の科学🔥

さつまいもと言えば、やっぱり 焼きいも
最近ではスーパーの店頭でも、
甘い香りを漂わせながら焼かれていることが多いですよね😋

農家として一番うれしい食べ方のひとつでもあります。

◆ 甘さを最大限に引き出す焼き方とは?

ポイントは👇

  • じっくり・ゆっくり火を入れること

  • 表面を焦がしてしまうほどの強火はNG

  • 低めの温度で、時間をかけて中心まで火を通す

さつまいもに含まれるでんぷんは、
ある温度帯を通過すると糖に変わりやすくなります。

そのゾーンを長くキープできるように、

  • 石焼き

  • オーブン

  • 焼きいも専用機
    などを使い分けながら、
    “ねっとり系”か“ほくほく系”か もイメージして焼いていきます🔥

農家直営の直売所では、

  • 収穫した芋の品種や熟成具合を見て焼き時間を変える

  • 「今日はこの品種が一番甘さのノリがいいですよ」
    とおすすめする

など、
**“顔の見える焼きいも”**を楽しんでもらえるように工夫しています😊


3. 品種ごとの個性を知ると、さつまいもがもっと楽しくなる🎨

ひとことで「さつまいも」と言っても、
品種が変わると

  • 甘さの質

  • 食感

  • 向いている料理

がガラッと違います。

たとえば…

  • ねっとり系:焼きいも・スイートポテトにぴったり

  • ほくほく系:天ぷら・煮物・大学いもにおすすめ

  • 濃いオレンジ色のもの:ポタージュやスイーツで色が映える

  • やさしい甘さのもの:離乳食やおやつに最適

農家としては、

「この品種は今年この料理で楽しんでほしいな〜」
と妄想しながら育てています😆

直売所やイベントなどでは、
品種ごとの説明を書いたポップを用意し、

  • 「今日はねっとり系」

  • 「今日はほくほく系」

  • 「初めての方は、この品種が王道です」

といったおすすめを紹介しています✨


4. “さつまいも農家直伝”かんたんアレンジレシピ🍳

せっかくなので、
普段お客様にもよくお伝えしている、
**「シンプルだけど、さつまいもの良さがよくわかるレシピ」**を少しだけご紹介します😊

🥣 ① レンジ+トースターで簡単“なんちゃって焼きいも”

  1. さつまいもをよく洗い、濡れたままキッチンペーパーで包む

  2. その上からラップをして、電子レンジで加熱(大きさにより4〜7分程度)

  3. 竹串がスッと通るくらいになったら、ラップを外してトースターへ

  4. 表面に軽く焼き色がつくまで焼く

これだけで、
「蒸し+焼き」のいいとこ取りの甘いさつまいもができます🍠


🥗 ② さつまいも×塩バターのシンプルおかず

  1. さつまいもを1cmくらいの輪切りにして、水にさらす

  2. フライパンに少量の水とさつまいもを入れ、蓋をして蒸し焼き

  3. 竹串が通るくらいになったら、水分を飛ばし、バターをひとかけ

  4. 仕上げに塩をパラリとひとつまみ

甘さと塩気、バターの香りが合わさって、
「おかずにも、おつまみにも、おやつにも」なります😋


5. さつまいも農家の“課題”と“これからのチャレンジ”💭

どんな仕事にも良い面と大変な面がありますが、
さつまいも農家にも、いくつかの課題があります。

◆ 天候と気温の変化

  • 夏の極端な高温

  • 長雨による病気リスク

  • 貯蔵中の温度管理の難しさ

など、
気候変動の影響を肌で感じることが増えました。

そのため、

  • マルチの種類を変えて地温を調節する

  • 貯蔵庫に温度・湿度の管理設備を導入する

  • 病気に強い品種を試験的に栽培してみる

といった、
**「昔ながら+新しい工夫」**の両方に挑戦しています💪


◆ 食べ方・届け方をどう広げていくか🌍

さつまいもブームで焼きいも人気は高まっていますが、
「一年中、いろんな形で楽しんでもらうにはどうしたらいいか?」
というのは、私たち農家にとって大きなテーマです。

  • 冷やし焼きいも(夏向けのスイーツ風)

  • さつまいもペーストを使ったパンやスイーツとのコラボ

  • 地元のカフェと一緒になった限定メニュー

など、
“さつまいも=秋だけ”というイメージを越えていく取り組みを、
少しずつ広げています🍨🍞


6. 「顔が見える」関係が、さつまいもをもっとおいしくする😊

直売所やマルシェ、イベントに出て一番うれしいのは、
お客様の顔が見えることです。

  • 「この前買ったさつまいも、子どもがすごく気に入って」

  • 「来月もまた買いに来ますね」

  • 「今度、友だちを連れてきていいですか?」

そんな言葉をいただくと、
さつまいもを通じて、人と人がつながっている感覚がします🌸

農家側も、

  • 作り方のこだわり

  • 品種ごとの特徴

  • 保存の仕方・おすすめの食べ方

などを直接お伝えできるので、
「育てて終わり」ではなく
「食べてもらって完成」だと、あらためて感じる時間になります😊


7. 子どもたちの“土に触れる体験”を増やしたい👦👧

最近、

  • 幼稚園・保育園

  • 小学校
    などからの さつまいも掘り体験 の問い合わせも増えています。

  • 土の匂い

  • さつまいもがゴロっと出てくる驚き

  • 自分で掘った芋を家に持ち帰って、家族と食べる喜び

こうした体験は、
食べ物がどこから来ているかを実感してもらう大事なきっかけになります🍠

「自分で掘ったさつまいもをきっかけに、野菜への苦手意識が少し減りました」
といった声を聞くと、
農家としても本当にうれしくなります😊


8. まとめ:さつまいもは、“優しい甘さで誰かを元気にする”相棒🍠✨

  • さつまいもは、見た目・大きさ・形によって、それぞれの活躍の場がある

  • 焼きいも・スイーツ・おかず…品種ごとの個性を知るともっと楽しい

  • 天候や気温の変化という課題に向き合いながら、新しい届け方にも挑戦中

  • さつまいもを通じて、お客様や子どもたちとつながれることが、農家の大きな喜び

もし、今日のごはんやおやつに迷ったら、
ぜひ さつまいも を手に取ってみてください😊

焼くだけでも、ふかすだけでも、
バターをのせるだけでも、
きっと 「あぁ、なんか幸せだな」 と感じられる一品になります💛

これからも、
土の中でじっくり育った甘さを、
あなたの食卓までまっすぐ届けられるよう、
さつまいも農家として、ひとつひとつの芋に向き合っていきます🍠🌱✨