皆さんこんにちは
西浜ファームの更新担当の中西です。
~知ってほしい“熟成”のお話~
みなさんは、さつまいもを買ったとき、
「買ってすぐ食べるのが一番おいしい」
と思っていませんか?🍠
もちろん、さつまいもは収穫したものを食べることができます。
しかし、さつまいもの魅力を語るうえで欠かせないものの一つが「収穫後の保存」です。
品種や保存状態にもよりますが、適切な環境で時間を置くことで、甘さをより感じられるようになる場合があります✨
農家にとって、さつまいもづくりは畑から掘り出したら終わりではありません。
むしろ収穫後にも、おいしい状態でお客様へ届けるための大切な仕事があります。
今回は、意外と知られていない「さつまいもの収穫後」についてお話ししたいと思います。
秋になり、畑からさつまいもを収穫します。
土の中から大きなさつまいもが出てくると、農家としても嬉しい瞬間です😊
ですが、
「よし!これで全部完成!」
ではありません。
収穫した後には、選別したり、状態を確認したり、適切に保管したりと、まだまだ作業があります。
スーパーなどに並んでいるさつまいもだけを見ると、こうした工程はなかなか見えません。
しかし、畑から食卓までには多くの仕事があります。
さつまいもには、でんぷんが多く含まれています。
保存している間の変化や、その後の加熱によって糖を感じやすくなり、甘さが引き出されます。
そのため、
「収穫したてより、しばらく置いたものの方が甘く感じた」
ということがあります🍠✨
特に焼き芋が好きな方なら、
「同じ品種なのに、時期によって甘さが違う気がする」
と感じたことがあるかもしれません。
さつまいもは、収穫後にもおいしさが変化していく、とても面白い農作物なんです。
ここで注意したいのが、
「時間を置けば何でもおいしくなる」
というわけではないということです。
さつまいもは寒さが苦手です。
保存状態が良くなければ傷んでしまうことがあります。
農家では、その年の状態や品種などを見ながら、適切に管理していきます。
せっかく何か月もかけて育てたさつまいも。
収穫後の保存で傷ませてしまったら、とても残念ですよね。
だからこそ、保管する場所の状態にも気を配ります。
農業というと、
「畑で作物を育てる仕事」
というイメージがありますが、実際には収穫後の商品管理もとても大切です。
収穫したさつまいもは、すべてが同じ状態ではありません。
大きさ。
形。
表面の状態。
一つひとつ違います。
自然の中で育つものなので、それは当たり前のことです🌱
そのため、出荷などに向けて状態を確認していきます。
大きく立派なものもあれば、小さくかわいらしいものもあります。
少し形が曲がっているものもあります。
見た目が少し違っても、おいしく食べられるものもたくさんあります。
最近では、食品ロスへの関心も高まっています。
形だけを理由に食べられるものを捨ててしまうのではなく、それぞれに合った活用方法を考えることも大切ですね♻️
さつまいもの代表的な食べ方といえば、やっぱり焼き芋🍠
寒くなってくると、温かい焼き芋が本当においしいですよね。
焼き芋は、さつまいもの甘さを楽しみやすい食べ方の一つです。
時間をかけてじっくり加熱すると、甘みを感じやすい仕上がりになります。
最近ではスーパーでも焼き芋を見かける機会が増えました。
買い物に行って焼き芋の香りがすると、
「買う予定じゃなかったけど欲しくなる…」
なんてことありませんか?😊
あの香り、本当に反則ですよね。笑
現在では、さつまいもにもさまざまな品種があります。
ねっとりとした食感が特徴的なもの。
しっとりなめらかなもの。
昔ながらのほくほく感を楽しめるもの。
それぞれ個性があります。
そのため、
「どれが一番おいしい?」
という質問への答えは、実はとても難しいです。
甘さを重視する方。
食感を重視する方。
料理に使いたい方。
好みや用途によっておすすめも変わります✨
食べ比べてみると、
「こんなに違うんだ!」
と驚くかもしれません。
さつまいもの奥深さを知るきっかけにもなりますね。
家庭でさつまいもを保存するときも、時々状態を見ることが大切です。
傷んでいる部分がないか。
湿気が多すぎないか。
極端に寒い場所になっていないか。
買ったまま忘れていて、
「気づいたらかなり時間が経っていた!」
ということもありますよね。
せっかくのおいしいさつまいもですので、適切な方法で保存しながら楽しみましょう🍠
保存方法に不安がある場合は、購入した農家や販売店の案内を確認するのがおすすめです。
さつまいも農家が何か月もかけて育てたものは、収穫した瞬間から「商品」として扱われます。
収穫するときに傷つけない。
運ぶときに乱暴に扱わない。
保存状態に気を配る。
出荷前に確認する。
どれか一つが雑になれば、お客様に良い状態で届けられなくなることがあります。
だからこそ、
「畑で上手に育ったからOK」
ではなく、最後まで丁寧に扱うことを大切にしています。
農家にとって何より嬉しいのは、
「このさつまいも甘い!」
「焼き芋にしたらおいしかった!」
と喜んでもらえることです😊✨
私たちにとっては毎日見ているさつまいもでも、お客様にとっては食卓で楽しむ秋の味覚の一つです。
その時間を少しでも楽しくできるようなものを届けたい。
そんな気持ちで栽培から収穫、保存、出荷まで取り組んでいます。
苗を植えてから収穫するまでにも時間がかかります。
そして収穫したあとにも、さつまいもにはおいしくなるための時間があります。
そう考えると、さつまいもは本当に「時間をかけて楽しむ農作物」なのかもしれません🍠
収穫したて。
少し保存したもの。
品種の違い。
調理方法の違い。
いろいろな食べ方を楽しみながら、ぜひ自分のお気に入りのさつまいもを見つけてみてください✨