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日別アーカイブ: 2026年10月19日

西浜ファームの農園日誌~おいしい一本ができるまで~

皆さんこんにちは

西浜ファームの更新担当の中西です。

 

~おいしい一本ができるまで~

 

秋の味覚と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?🍠

栗、きのこ、柿、秋刀魚など、おいしいものがたくさんありますが、その中でも秋になると特に食べたくなるものの一つが「さつまいも」ではないでしょうか✨

焼き芋にしたり、天ぷらにしたり、大学芋にしたり、スイートポテトにしたり。

甘くてほくほくした食感を楽しめるものから、ねっとりとした濃厚な甘さを楽しめるものまで、さつまいもにはたくさんの魅力があります。

スーパーなどで並んでいるさつまいもを見ると、きれいな形で簡単に育っているように見えるかもしれません。

しかし、一本のさつまいもが収穫できるまでには、農家のさまざまな仕事があります。

今回は、普段何気なく食べているさつまいもが、どのように育てられているのかをご紹介したいと思います🌱

 

まずは土づくりからスタート

おいしいさつまいもを育てるために大切なのが、畑の土づくりです。

さつまいもは土の中で育つ作物です。

そのため、地上に見えている葉やつるだけでなく、土の状態が生育に大きく関係します。

畑を耕し、土をやわらかく整え、さつまいもが育ちやすい環境をつくっていきます。

土が硬すぎると、いもがきれいな形に育ちにくくなることもあります。

反対に、肥料を多く与えれば大きくなるという単純なものでもありません。

葉やつるばかり元気に育ってしまい、肝心のいもの生育が思うように進まないこともあります。

その土地の状態や前年の畑の様子などを確認しながら調整していくことが大切です🌱

農業では、

「毎年同じようにすれば同じ結果になる」

とは限りません。

天候や気温、雨の量などによって、その年の状況が変わります。

だからこそ、経験を生かしながら畑の状態を見ていくことが重要なんです。

 

苗を一本ずつ植えていきます

畑の準備ができたら、次は苗を植えていきます。

さつまいもの苗を初めて見た方は、

「これが本当にさつまいもになるの?」

と思うかもしれません。

最初は細いつると葉がついた苗ですが、土に植えると少しずつ根を伸ばしていきます。

苗を植える作業では、植える深さや向きなどにも気を配ります。

畑が広ければ、植える苗の数もかなり多くなります。

一見すると単純な作業に見えるかもしれませんが、中腰になったり移動したりするため、意外と体力を使います。

一本。

また一本。

と植えていき、畑一面に苗が並んだ景色を見ると、

「今年も始まったな」

と感じます😊

 

夏はぐんぐん成長します

苗を植えた後、気温が高くなってくると、さつまいものつるがどんどん伸びていきます。

最初は土がよく見えていた畑も、しばらくすると緑の葉でいっぱいになります🌿

この時期はさつまいもが大きく成長する大切な時期です。

しかし、農家はただ成長を待っているだけではありません。

畑の状態を確認したり、草の管理をしたり、天候を気にしたりと、さまざまな仕事があります。

特に農業は自然を相手にする仕事です。

雨がなかなか降らないこともあれば、反対に雨が続くこともあります。

台風が近づけば、

「畑は大丈夫かな」

と心配になります。

人間の力だけではどうにもできないことがあるからこそ、毎日畑を見ながら、そのときにできることをしていきます。

 

土の中では少しずついもが育っています

畑を見ると、地上にはたくさんの葉やつるが見えます。

しかし、私たちが食べるさつまいもは土の中です。

外から見ただけでは、

「どのくらい大きくなっているのか」

がすべて分かるわけではありません。

土の中で少しずつ根が太り、私たちが知っているさつまいもの形へ成長していきます🍠

収穫までの間、

「今年はどんな出来になるかな」

「きれいに育っているかな」

と楽しみに待ちます。

農家にとって、収穫の日まで土の中の状態を想像しながら育てる時間も、さつまいもづくりの面白さの一つです。

 

いよいよ秋!収穫シーズン

秋になると、待ちに待った収穫の時期です🍂

土の中からさつまいもが姿を現す瞬間は、何度経験しても嬉しいものです。

きれいな形のいもがまとまって出てくると、

「おお!今年もいい感じ!」

と思わず嬉しくなります。

もちろん、すべてが同じ大きさや形になるわけではありません。

大きなもの。

小さなもの。

少し曲がったもの。

いろいろな形があります。

それも自然の中で育つ農作物ならではです。

収穫するときには、いもを傷つけないように注意しながら土から取り出していきます。

さつまいもは見た目以上にデリケートです。

表面に傷がつくと保存にも影響することがあるため、丁寧に扱います。

 

収穫したらすぐ甘い?実はここからも大切

「採れたてが一番甘い!」

と思われる方もいるかもしれません。

野菜によっては収穫直後がおいしいものもありますが、さつまいもは収穫後に適切に保存することで、甘さを感じやすくなるものがあります✨

そのため、収穫したらすぐにすべて出荷するのではなく、状態を見ながら保管していきます。

この「収穫後の時間」も、おいしいさつまいもを届けるための大切な工程です。

畑で育てて終わりではなく、収穫後の管理まで含めてさつまいもづくりなんですね。

 

品種によって全然違う!

一言で「さつまいも」と言っても、品種によって特徴はさまざまです。

ほくほくした食感を楽しめるもの。

しっとりしたもの。

ねっとりとした食感で甘みを強く感じやすいもの。

料理に使いやすいもの。

焼き芋にすると特においしいもの。

好みも人それぞれです🍠

「昔ながらのほくほくした焼き芋が好き!」

という方もいれば、

「スイーツみたいに甘くてねっとりした焼き芋が好き!」

という方もいます。

食べ比べをして、自分のお気に入りを見つけるのも楽しいですね✨

 

農家にとって嬉しい瞬間

さつまいも農家として嬉しいのは、やっぱり食べていただいた方から、

「甘くておいしかった!」

「今年も楽しみにしています!」

と言っていただけることです😊

苗を植えた日。

暑い夏の日。

雨の日。

収穫した日。

それまでの仕事を思い出すと、一言の「おいしい」が本当に嬉しく感じます。

農作物は、一日でできるものではありません。

何か月もの時間をかけて育てます。

だからこそ、無事に収穫できた喜びも大きいんです。

 

今年の秋もさつまいもを楽しみましょう

焼き芋。

大学芋。

さつまいもご飯。

天ぷら。

スイートポテト。

まだまだたくさんの楽しみ方があります🍠✨

温かいさつまいもがおいしく感じる秋。

ぜひ旬のおいしさを楽しんでみてください。

私たちも、

「おいしかった!」

と言っていただけるさつまいもをお届けできるように、一つひとつの作業を大切にしながら栽培していきたいと思います🌱